富田林市の鍼灸・ボディ&フェイスセラピースペースリーフでは、美容鍼灸やリンパデトックスなどのアンチエイジングセラピーに特化した施術を行っております。
動悸について!!
動悸について
動悸とは!
動悸は健康人でも生理的に激しい運動や感情興奮の時には誰でもよく経験することである。
このように心臓の強い鼓動を不快に感じ、呼吸を意識して行うような状態をいうのである。
動悸は心臓疾患、肺疾患、内分泌疾患、胃腸疾患、心因性疾患、肥満、発熱、低血圧、妊娠末期、アルコール、タバコ、コーヒー、等でも起こりうる。
動悸は自覚的症状であるので、個人の感受性いかんによって随分差がある。したがって他覚的な異常所見を見出さないかぎり心疾患、肺疾患、等々と決め付けるわけにはいかない。
度々よく遭遇することで、心電図検査をはじめ種々の検査を受けてなんでもないと診断されたにもかかわらず動悸が止まらないとか薬をのんでも改善がされないといった動悸こそ東洋医学的な所見にしたがって行う鍼灸治療の適応といえます。
動悸が起こる状況と脈拍
1、安静時にも動悸を訴えるもの
精神緊張、期外収縮、甲状腺機能亢進症。期外収縮は運動により脈拍数が増加すると起こりにくくなり、訴えが消失することが多い。精神的緊張、更年期障害等は就寝後や起床前に訴えることがある。
2、労作時に動悸を訴えるもの
弁膜疾患、肺性心、先天性心疾患、は労作時に動悸を訴えるか強くなる。
貧血や甲状腺機能亢進症でも労作時に動悸が強まる。
3、頻脈があるもの
発熱、甲状腺機能亢進症、貧血、肺結核等で動悸を訴えるものは差こそあれ洞頻脈が認められる。
4、著しい
筋膜や筋肉にあるしこりを強く圧迫すると症状が再現され、典型的な関連痛が現れます。また、弾かれたように飛び上がる強い痛みや、鳥肌や発汗など自律神経反応を引き起こすことがあります。
5,不整脈があるもの
期外収縮、心房細動等で動悸を訴えることが多い。特に心房細動は慢性よりも発作性の方が動悸を強く感じ心臓部が踊っているような感覚や不快感を覚えるものであります。
動悸に対する鍼灸施術
動悸の病因は多種多様にわたるため西洋医学的検査と診断は不可欠であります。その上で経過が慢性的に経過しており、薬等で効果が現れにくいものや検査結果に特に異常が見られないものに関して身体のバランスをとっていきます。
動悸については漢方で言うところの心、肝、腎を中心に東洋医学的な所見に基づいて体のバランスの乱れを正していきます。
その他精神的なものからくるものや過剰なストレスからくるものに関しては生活習慣の改善についてもアドバイスをしていきます。
いずれにしても普段からの体への負担やバランスの乱れにより自律神経、ホルモン等が乱れていることが往々にして多いので、そこを調整していくことが結果的に動悸の改善に繋がっていくと考え施術にあたります。