富田林市の鍼灸・ボディ&フェイスセラピースペースリーフでは、美容鍼灸やリンパデトックスなどのアンチエイジングセラピーに特化した施術を行っております。
便秘について
便秘の漢方的な考え方
排便は日常の習慣づけが大切であり、一日一回なるべく朝に時間を決めて排便の努力をすることが大切です。
便秘の原因は大きく分けて2つあります。腸内の潤いが不足して便がかたくなってしまう場合と腸の働き自体が弱くなって便を押し出せない場合です。
便が硬くなる理由
1、熱で水分が蒸発し乾燥してしまい、便が硬くなります。
2、虚弱体質、高齢者、産後、術後でよく見られるのですが、身体を潤す血や津液が消耗または不足してしまい兎糞のようなコロコロ便になります。
腸の働きが悪くなる原因
1、過労や病後、産後で腸を動かす力が不足している場合。
2、ストレスや運動不足により疏泄の働きが鈍り気が滞ると、腸の煽動運動を助けることができなくなります。ゲップやガスが多いのも特徴です。
3、腸が冷えて動かない。お腹が冷えて痛みがあります。
以上のような原因が考えられますので、まずどのタイプの便秘であるかを把握し対処していくことが肝要かと思います。
以下に具体的な便秘の食養生について書いておきます。ご参考にしていただければと思います。
ゴマ・・・ゴマは良質のたんぱく質と脂質、ミネラルを含み、腸を潤す作用にも優れています。
リンゴ・・・皮つきのままのリンゴをおろしたものが効果的。食物繊維のペクチンを含み腸壁を保護するので下痢にも良い
ゴボウ・・・腸の煽動運動が弱る弛緩性便秘には、ゴボウがよく食物繊維が豊富でかつ水分の吸収もよく便通もよくなる。
バナナ・・・食物繊維が豊富で腸の熱をとってくれます。
アロエ・・・緩やかな寫下作用がある。すりおろして汁をのむか、果肉を食べる。
ハブ茶・・・便通や目のかすみにもよい。毎朝起床時や空腹時、食前などに飲むとよい
ドクダミ茶・・・肌荒れ、便秘に。毒だしのお茶とも呼び、下剤でお腹が痛くなる人にもむいている。